2011年9月29日木曜日

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 レセプション

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011の開幕前日、9月16日(金)に行われたレセプションでは、出展アーティストのみなさんが参加され、公募アーティストの作品の「公募大賞」が発表されました。
そのレセプションの様子をお届けします。


公募大賞はまだ決定してませんが、大賞作家を見立ててコメント入りで、レセプションに向けての進行確認中です。

事前打ち合わせでも発表の効果音はどれにするのか?
会場内の雰囲気作りの音は?
など、詳細調整は多数あり、最後のリハーサルです。

本番での大賞発表時のアーティストの所在確認などぬかりなく・・・

いよいよ本番開始。
主催者代表挨拶、各キュレーター挨拶を終えて、まずは招待アーティストの紹介です。
引き続き公募アーティストの紹介です。
そしていよいよ「公募大賞」の各賞の発表が始まります。
審査員以外だれが入賞するのかわからないままドキドキの瞬間です。

まずは奨励賞の発表です。
畑 友洋 萬田 隆さん 「森の陰影」
植物園作品で紅葉の季節に色彩に目を奪われてしまう。視覚以外の感覚(音、匂い、風など)で美しい季節を感じる事の出来る作品です。

続いて準グランプリの発表です。
スサイタカコさん 「ムプ ゥフ ムハハ」
六甲ケーブルに乗車すると、車内には六甲山の自然の中で感じたイキモノの形をした作品達が・・・。山に登る高揚と車内で揺れるイキモノ達、より一層のドキドキ感を与えてくれる作品です。

そしてグランプリの発表です。
山本聖子さん 「ただ、 山である。」
六甲山に生息する植物の断面や表面を顕微鏡写真を拡大したビニールシートを透して観る、「内と外」は六甲の自然を新たな視野でとらえた作品です。

クーパービジョン賞は、
入山きららさん 「蟹、山に登る。」
六甲の自然に溶け込み、生命を吹き込まれ、群れをなし、今にも山を力強く前進しそうな様子が描写されています。

これにて各賞の発表は終了。
というところですが今回はサプライズとして、箱根彫刻の森美術館より彫刻の森美術館賞がありました。
山本麻世さん 「ぬえのしっぽ」
妖怪や物の怪の類いである伝説の生物「ぬえ」が六甲枝垂れにまとわりつく、日暮れ過ぎると照明に照らされると赤く不気味に存在感を放ち別の顔をみせる。

以上が公募作家の大賞でした。
各アーティストの作品完成までの悪戦苦闘は、また後日に。


その後は歓談の席。
六甲枝垂れをモチーフにしたスイーツも登場し、レセプションは終了。

そして翌日、六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011の開幕を迎えます。


六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局

2011年9月20日火曜日

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011
公募大賞が決定しました!

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011の開催に先立ち、9月16日(金)、公募アーティストの作品の審査が行われました。
写真は審査中の様子です。
審査員が作品を一つ一つ巡り、アーティストの方々が作品解説をします。


そして、その日の夜に行われたレセプションで、公募大賞が発表されました。
審査の結果、公募大賞に選ばれたのは・・・

グランプリは山本聖子さんの作品、「ただ、 山である。」

六甲高山植物園に展示されたこの作品は、六甲山に生息する植物の断面や表面を顕微鏡写真として撮影、拡大したものを透明ビニールシート上に転写し、穴をあけています。
六甲山の植物そのものの素材(断面や表面)を生かし、見た目がやわらかく美しい作品です。


準グランプリはスサイタカコさんの作品、「ムプ ゥフ ムハハ」

この作品は、六甲山の玄関口六甲ケーブルの車内に展示されています。
ケーブルカーに乗ると、宙に浮いたイキモノたちがウヨウヨヒヨヒヨ出迎えてくれます。
これから六甲山で起るワクワク感をたっぷり味わえる作品です。


奨励賞は畑友洋 萬田隆さんの作品、「森の陰影」

六甲高山植物園に展示されたこの作品は、六甲山の季節を陰影で表現しています。
耳や鼻や皮膚の感覚で美しい六甲山、美しい季節を感じることができます。


クーパービジョン・ジャパン株式会社が特別に選出する
クーパービジョン賞は入山きららさんの作品、「蟹、山に登る。」




財団法人 彫刻の森美術館が特別に選出する特別賞
彫刻の森美術館賞は山本麻世さんの作品、「ぬえのしっぽ」

みなさん、本当におめでとうございます!!


作品はこのほかにもたくさん見ることができます。
六甲山の景観を生かした作品は見応えたっぷりです。


六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局

2011年9月10日土曜日

オープニングセレモニー 開催します!

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 が開幕する9月17日(土)に、六甲高山植物園でオープニングセレモニーを開催します。

セレモニーでは、アーティスト角野晃司さんが登場!出展作品「ふたりの家」の作品解説をしていただきます。
サーカスアーティスト「くるくるシルクDX」のメンバー、K-イスケさんによるパフォーマンスもご覧いただけます。
また、セレモニーへご来場いただいた方には先着プレゼントも!

→オープニングセレモニーについて、詳しくはこちらをご覧ください。


六甲山上では、アーティストの作品制作が始まっています。
今年はどんな作品ができあがるのか、楽しみですね。
開幕までもうまもなくです!


六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局

2011年9月5日月曜日

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 展示 開催

8月31日(水)より、阪急西宮ガーデンズ内の西宮阪急4階にて「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011」の展示が始まりました。

今年の出展アーティスト、スサイタカコさんの作り出す不思議なイキモノ達が、みなさんを出迎えます。
他の出展アーティストの紹介や、関連書籍の閲覧ができるスペースも設けています。
また、六甲山上での展示の様子や雰囲気をみなさんに事前にお伝えできるよう、昨年の展示の様子も映像でご覧いただけます。<9月13日(火)まで>

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011は、9月17日(土)より始まります!
六甲山上で繰り広げられる現代アートの祭典へぜひお越しください。



9月10日(土)、11日(日)には西宮阪急の会場にて、スサイタカコさんのワークショップ、
スサイタカコ ケーブルカーのなかに光のツブをキラキラさせよう!
を開催します。

こちらで作った作品は、六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011開催期間中、スサイさんの作品とともに六甲ケーブル車内に展示されます。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011の展示にみなさんも参加してみませんか?

スサイタカコプロフィール



六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局

2011年9月2日金曜日

ROKKOアートマーケット 前期出展者

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011の期間中に開催するROKKOアートマーケットは、前期と後期に会期を分け、それぞれ10人ずつくらいの作家の方に出展していただきます。

【会期】
前期:9月17日(土)~10月17日(月)
後期:10月21日(金)~11月23日(水・祝)
※10月18日(火)~20日(木)は、展示移行期間です。
【会場】
オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲

前期のアーティストの方々は、下記の10人です。(敬称略、50音順)
s.ukawa大田和 亜咲宜柿川 健太こがんちマツモトクミコ
タガワ マコト永井 健一向平 真由美村上 周ヤマモト ナオキ

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲

2011年9月1日木曜日

谷山恭子 picnic ワークショップ
オリジナルピクニックシートをつくろう!

8月27日(土)、28日(日)に六甲山カンツリーハウスにて、昨年の六甲ミーツ・アート 芸術散歩2010に招待作家として出展された谷山恭子さんの「picnic ワークショップ オリジナルピクニックシートをつくろう!」が開催されました。

2日間とも満員御礼!

昨年から引き続きのピクニックシート制作のワークショップ。
今年はテーマを設けず、動物、植物に限らず自由に作ってもらいました。

まず谷山さんから作り方の説明。皆さん真剣。
床いっぱいみんなのカラフルなシートが敷き詰められ、早速下書き開始。
自分の好きなカタチにシートを切り取って、その上にテント地用の特殊なシールを使って好きな模様を貼付けていきます。
お孫さんと一緒におばあちゃんも夢中になっていたり、
家族みんなで一つのシートをアイデアを出しあいながら作っていたり。

皆さん楽しんで作ってる姿に思わずこちらまでニヤニヤしてしまいます。

最後はシートにハトメを付けて、風に飛ばされないピクニックシートの完成!


芝生に置いて嬉しそうな顔を見せてくれました。
今回は夏休み最後の土日とあってか、多くの子どもたちが参加してくれました。

まだまだ暑い日が続きそうです。
自分で作ったピクニックシートを持ってのお出かけ、楽しんでいただけたらと思います。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局