秋晴れの気持ちのいい日、淺井裕介さんのワークショップ
「ピクニックツリー」が開催されました。
のんびり過ごすのかと思ったら・・違いました!丘の上に布で絵を描くのです。
丘は起伏があり広いので、簡単に思い通りにいきません。皆で力を合わせて布を運んだり、切ったり、地面に打ち付けたりとなかなか体力を使いました。
それでも大きな白い布のロールを木の形になるように丘の斜面に広げてだんだん木が育ってきました。
淺井さんは、中央階段に上り、全体を見渡しては形を整え、また戻っては作業を続けます。
木の幹と枝を形どると、いよいよ葉っぱです。
各々「ここに葉っぱがあったらいいな」と思うところに立ちます。そして葉っぱの描き方を淺井さんに、実際に描きながら教えてもらい、自分の思う葉っぱを作っていきます。
葉っぱができたら、先程自分が立ったところに付けていきます。枝から茎を伸ばして葉っぱと繋がったらいよいよ最後の根っこです。
根っこは半円になるように作り、完成です!
完成後、自分の葉っぱで思いっきり両手を伸ばして寝転がり、遠くから写真撮影。
太陽に照らされて、自分が皆と大きな木で繋がっていて、その中で思いっきり手を広げている事が、何とも清々しく芽が吹き出したような気持ちよさでした。
写真撮影のあとは、葉っぱの上でおかしを食べながら楽しくピクニックです。皆さん凄くいい顔しています。
はじめは、ただひたすら木を描くことに必死で、アートに触れている実感も持てないまま、作品を完成させました。後になり考えてみると淺井さんのエネルギーの凄さが分かります。
淺井さんありがとうございました!