2010年8月12日木曜日

ガラス室から別荘へ―2

8月5日、六甲山郵便局で記念押印の後、ガラス室に向かう。寄道するのなら、六甲ケーブル往復&六甲山上バスフリーで、大人1300円の「表六甲周遊乗車券」が割安だ。一昨日、家具類の配置がだいたい決まったので、今回は生活用品を並べてみることにした。





























ここでも、ガラス室の湿気に耐えるものが優先される。まずは大豆、黒豆、ネズミモチの種子などをガラス瓶に詰めた。


































































続いて、クローバの輪飾りを積重ねて棚の上に置いてみる。展覧会の期間中に崩れることも予想されるため、中心部に一升瓶など入れたほうがよさそうだ。机の上にパソコンと電話機を置いたら、急に住まいらしくなった。小さな卓球台は、建康に配慮する住人であることを理解していただくために欠かせないであろう。






























































水屋の上に有馬温泉など各地のこけしコレクションを、棚の中に津山の本宅からかき集めた雑多な書物を並べると、いよいよ生活臭くなってきた。
実は、この夏作ったクローバの干し草が大量にある。クローバの和名「シロツメクサ」は江戸時代にオランダ人がガラス器具を日本に送ったとき、詰め物として、その乾かしたものを入れてきたのが名の由来だという。詰め物のクローバに混入した種子が、やがて日本全土に広がったのであろう。私が用意したクローバもたくさんの種子をつけている。先延ばしにしてきたが、次回はシロツメクサと取組んでみよう。

太田三郎

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