1日をフルに使い、作品撮影を通してカメラの使い方や、おもしろさを体感できるイベントです。
前日のロケハンでは、大雨、霧、風、寒さと最悪のコンディションに開催できるかとても不安でしたが、当日はなんとか曇り空で落ち着いて、写真を撮るにはよい天候となりました。(スタッフ一同、胸をなで下ろしておりました。)
イベントには、リコーのカメラ愛好家の方から、カメラの使い方からわからない方まで、世代も様々に15名の方にご参加いただきました。
前日の悪天候にもかかわらず、皆さん本当にありがとうございました。
講師は、写真家としてご活躍中の白井綾先生。
雑誌や書籍、広告の分野で活動され、近年では日本の教会の撮影を続けていらっしゃいます。
美術手帖7月号の表紙は白井先生のお写真です。(参加者のなかには先生のファンの方も)
まず始めはレクチャーを行います。
この写真教室では、リコーのカメラGXRを使用します。
普通のデジタルカメラと違い、まるで一眼のカメラのような装備に、皆さん初めは戸惑いがちでしたが、操作、機能の使い方など丁寧なレクチャーに熱心に耳をかたむけます。
いよいよ、外へくりだし作品撮影開始です。
まずは、ガーデンテラスへ。
屋外での作品撮影はこの施設だけ。
作品と写真の取り方の説明を行い、お昼ごはんもそこそこに皆さん展示場所に足早に移動します。
はじめは曇り空を保っていましたが、とたんに霧に包まれたり、小雨が降ってきたり、かと思いきやまた霧が晴れたり。。
山の天気はかわりやすい。。
そんな天気のなかでも、黙々と撮影される人、先生に確認しながら撮影される人。お友達と来られた方はお互いを被写体入れてみたり、皆さんとても楽しそうです。
次は六甲山ホテルへ。
予定では植物園でしたが、天候が不安定なため急遽、屋内空間の撮影となりました。
ここには日曜礼拝が行われるような素敵なチャペルがあり、普段から教会を撮影されている白井先生の説明にも熱が入ります。
チャペル内の厳格な雰囲気に皆さん無言。
その後、濱口直巳さんの作品のある旧館、新館へ移動。
作品を中心に大きなシカの剥製やライブラリーを撮影。
この頃には、カメラの色々な機能を使って(レクチャーでも説明のなかったような)皆さん撮る姿勢もカメラマンになっていました。
最後は、オルゴールミュージアム前の木道へ移動。
ちょうどこの日は、期間限定で蓑虫が吊られていたので、皆さんで記念撮影。
角野さんも大人数のカメラを前に少し恥ずかしそう。
これにて撮影は終了です。
いよいよ出力をして、講評です。
出力できる写真はひとり1枚。選ぶ眼は真剣そのもの。
とっておきの一枚を発表します。
全員の作品を机の上に並べて、講評の開始です。
若干緊張の面持ちのなか、自分の作品について説明し、先生が丁寧に一枚一枚講評していきます。
朝説明を受けただけとは思えない力作ぞろいで、初めてお互いの写真をみることであーすればよかったとか、こうしてみようと今後の写真撮影にも意欲がわいたようでした。これがカメラの魅力なんですね。
一日があっという間でしたが、皆さんの笑顔が印象的な写真教室でした。
おつかれさまでした。
◆リコーフォトコンテスト in 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011
ただいま本イベントweb内で「リコーフォトコンテスト」開催中です。
今回の展示作品が入っていればオッケーです。
優秀作品にはもれなくリコーのカメラや六甲山ホテルの宿泊券が!!
皆さんの素敵な六甲山の思い出を是非ご応募ください。
◆リコーフォトワークショップ
国内色々なところで開催されています。
◆講師白井先生のブログ
今回のWSも掲載しています。前日の霧のなかの蓑虫も必見です!
白井先生のウェブサイトはこちら
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局
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