藤本由紀夫さんによる講演会が行われました。
テーマは「アートとは」。
大きく根源的なテーマについて、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp, 1887年7月28日 - 1968年10月2日)の作品とエピソードを引きながらとても明快に語っていただきました。
また、後半は、自身の作品制作における世界観のベースになっているアタナシウス・キルヒャー(Athanasius Kircher, 1601年5月2日 - 1680年11月27日)の仕事について多くの図版を使って解説していただきました。
参加者20名程のとても親密な空気感の講演会になり、多くの参加者がメモを取るなど熱心に鋭い切り口の講演に聴き入っていました。
この日は、洋酒メーカーとのタイアップから生まれた「六甲山ハイボール」のお披露目がミュージアムバーであり、中庭では焚き火と焼マシュマロの振る舞いも行われるなど秋到来を迎えて、夕暮れのオルゴールミュージアムにはとても上質な時間が流れていました。
共同キュレーター 高見沢清隆
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