2012年8月16日木曜日

その② アーティスト トーク「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」プレイベント~

8月5日に「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」のプレイベントとして、アーティストトークを開催しました。
会場は、ハービスPLAZAENT B2F 東エントランス外特設ステージです。
イベント開始前から沢山のお客様が集まってくださいました。


出演は「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」の招待アーティストである加藤泉さんと片桐功敦さん、そしてトークコーディネーターとして本展のアドバイザーを務める大阪電気通信大学教授の原久子さんにも加わってもらいました。




トークは今年の「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」のポスターやチラシのメインビジュアルを飾る作品を5月の六甲山で加藤さんが現地制作してくださった際のエピソードからスタートしました。この度の加藤さんの作品は、六甲高山植物園で間伐したメタセコイヤの木を使用し制作を行ったのですが、メタセコイヤは初めて使う木材ということでご苦労もあったようです。




そして次は片桐さんが「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」に出展する作品の話へ。
これまで片桐さんは1週間や10日間という短い期間での展示が多かったそうですが、今回は今までで最長の2か月半という長丁場の展示という事で、片桐さんにとっては新たな挑戦になりそうです。




加藤さんと片桐さんは、今回が初対面だそうですが、片桐さんは加藤さんの大ファンで、トーク中も、「加藤さんの作品は、(片桐さんにとって)ストレートのツボなんです!」という熱い告白もありました!
そうすると、原先生も負けずに「私も加藤さんの作品、大好きです!」と告白されていました。


 会場では「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」のオリジナルカラーで制作した「加藤さんのソフトビ人形」を10体限定で販売したのですが、そのソフビ人形について「グッズではなく、ソフトビニールという素材を使った作品なんです。」と加藤さんはおっしゃっていました。





ちなみに、会場に持っていったソフビ人形(なんとこの日は加藤さんがサインもしてくれました!)はあっという間に完売してしまいましたが、現在六甲オルゴールミュージアム・六甲高山植物園・六甲ガーデンテラスのインフォメーションで先行発売をしています。
数量が限られていますので、ぜひ手に入れたいという方はお早めに!

暑い中、出演してくださった出演者様、見に来てくださった皆様、ありがとうございました!




2012年8月13日月曜日

未来郵便局で自分へのメッセージを送ろう!


730日に大阪・梅田のハービスホールにて開催された、小学生向け体験学習プロジェクト「阪急阪神ゆめ・まちチャレンジ隊」にて、六甲ミーツ・アート芸術散歩プレイベントとして「未来郵便局で自分へのメッセージを送ろう!」を実施しました。

参加した子供たちは、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」の出展アーティスト開発好明(かいはつよしあき)さんと一緒に、六甲山高山植物園にて採取した葉っぱ等の天然素材と牛乳パックを使ったエコハガキ作りに挑戦しました。

 
牛乳パックには、上質なパルプが使用されているため、和紙のような風合いの紙が漉きあがります。当日は、六甲山高山植物園にて採取した紫陽花の花と楓の葉の押し花をあしらい、自分だけのオリジナルのハガキを作りました。


 
子供達には、できあがったハガキに1年後の自分自身に宛てて手紙を書き、開発好明さんのインスタレーション「未来郵便局」に設置された未来ポストに投函してもらいました。
未来ポストに投函された手紙は、1年後に届けられます。


 
「未来郵便局」は、915日から六甲山上にて開催する「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」の会場にも登場予定です。
皆様もぜひ、1年後の自分に、1年後のご友人に手紙を出しに来てくださいね。



主催:阪神総合レジャー株式会社
共催:阪急阪神ホールディングス株式会社



その① アーティスト トーク「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」プレイベント~

8月5日、暑さ盛りの午後、大阪梅田にある「ハービスPLAZA ENTエント」にて「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」プレイベントとして、アーティストトークを開催しました。 ゲストに加藤泉さんと片桐功敦さん、トークコーディネーターに原久子さんを交え、内容の濃い時間となりました。


加藤泉 (IzumiKATO)
加藤氏の絵画は、何千年もの太古に存在した原始美術を思わせる表現で描かれ、人と植物が共生した表情から鑑賞者の想像をかきたてます。
また、絵画だけではなく、木を素材にした彫刻作品も制作。荒々しく掘り出された木肌からは、より強いエネルギーを見る者に与え、生命力のある現実世界へ導きます。




片桐功敦(NobuatuKATAGIRI)
個性の際立ったいけばなのスタイルは伝統から現代美術的なアプローチまで幅広く、異分野の作家とのコラボレーションも多数。
片桐の作品群はいけばなが源流として持つ「アミニズム」的な側面を掘り下げ、花を通してひとときの空間を産み出す事に一貫している。





原久子(HisakoHARA)
大阪電気通信大学教授。京都造形芸術大学勤務を経て1997年よりフリーのアートプロデューサー、ライターとして活動。
関西を拠点に国内外で現代アート、映像、メディアアート等の執筆、展覧会・ワークショップ
共同企画に「六本木クロッシング2004」(森美術館)「あいちトリエンナーレ2010」(愛知県美術館ほか)など多数。2005年より現職。


会場の様子



【出 演】 加藤泉、片桐功敦
       原久子(トークコーディネーター)
【日 程】 8月5日(日)  14:00~15:00
【場 所】 ハービスPLAZA ENT B2F
                 東エントランス外特設ステージ
【料 金】 無料
【参加者】 約100名様

とても蒸し暑しい日で、半屋外スペースの冷房も無いところに、
なんと、100名以上ものお客様にお集まり頂きました。
本当にありがとうございます。

















加藤さんにはポスターやチラシの表紙を飾って頂くため、先行して現地で制作を行ってもらいました。その時の制作秘話も語ってくれました。
また、片桐さんが加藤さんの大ファンということが判明。「加藤作品の魅力については何時間でも語れる!」とイベント終了後におっしゃってました。
(これはまた別の機会に・・・)

もっと色々な話を聞きたいのに、あっという間に時間が過ぎてしまいました。



今回のトークイベントの会場では加藤さんの六甲限定ソフビも販売。10体だけの限定販売は一瞬で完売しました!
☆すごい人気です。
加藤泉ソフビ詳しくはコチラ



また、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」のチラシも配布しました。こちらもなかなかの人気で、準備していた枚数では足りず、あっという間に無くなってしまいました。
(チラシのデザインは重実生哉さん。六甲山の魅力が全面に溢れ出た素敵なデザインです。)
本展ではチラシに掲載されていない作品も登場します。ちなみに片桐さんの作品も同じ六甲高山植物園での展示です。

お二人も語ってましたが、写真だけでは作品の魅力は伝わりません。アート作品は実際にその目でみないと感じられない良さが沢山あります。
915日からはじまる「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2012」に是非お越しください。