2010年9月28日火曜日

六甲ミーツ・アート ナビゲーション・バスツアーが、とってもお得! 10月2日、3日は、開催記念特別優待料金で!!

六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」をパーフェクトに楽しもう! を合言葉に、ナビゲーターが、六甲山上の各会場に点在する、アート作品を解説付きで、効率的に案内する、ナビゲーション・バスツアーが、10月2日 (土) から始まります。
ナビゲーション・バスツアーは、三宮発着のバス・ツアーなので、アクセスもとっても便利です。
また、10月2日 (土) 、3日 (日) は、開催記念特別優待価格で、とってもお得です!
この機会に、ぜひ、ご家族、ご友人で、ナビゲーション・バスツアーに参加してみませんか!
澄んだ空気が心地よい秋の六甲山で、アートな一日をお楽しみください!

本ツアー神戸夙川学院大学との産学連携事業から生まれました。
案内するナビゲーターは神戸夙川学院大学主宰の「ツアークリエイター講座」を受講・修了した大学生または社会人の方々です。

■ツアー概要
・開催記念特別優待料金 (10月2日、3日限定) : 2,000円 (大人、小人とも)
通常価格 : 大人 (中学生以上) 4,500円、小人 (4歳〜小学生) 2,500円
※料金に含まれるもの : 往復バス代、周遊チケット、六甲ケーブル往路運賃、ナビゲーター料金 (昼食は各自)
・ツアー企画・実施 : カリヨントラベルサービス
・お申し込み : 六甲ツアー事務局 0120-86-3501


阪神総合レジャー
高木大介

2010年9月26日日曜日

芸術散歩2010 開幕しました!!

いよいよ六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」が9月18日に開幕しました。
おかげさまで多くの報道機関の皆様にもお越し頂き、連日新聞、テレビ等に取り上げていただいた効果もあり、3連休は大変にぎわいました。
どの作品も作家の思いが込められた秀作ばかりで、見応えがあり楽しい空間が創出し、チラシのタイトルの通り「六甲山がアートで楽しく、変心身する秋」になりました。

オープン前日には多くのアーティストが集合し、盛大なレセプションが開催され、制作を無事に終えた皆さんの顔からは解放された清々しい笑顔が飛び交っていました。































そしてこの日は、公募作家20名の2次審査も行われました。レセプションの会場にて「六甲ミーツ・アート芸術散歩2010 公募大賞」の1名が発表され、賞金100万円が贈呈されました。
受賞者は現在ドイツに留学中の藤江竜太郎さんの「Red or White」。自然体感展望台 六甲枝垂れ(新展望台/ガーデンテラス内)の麓に、210本のモグラおどしを並べたランド・アート作品です。モグラおどしは赤と白に塗り分けられており、風の向きによって赤い面と白い面に変化する事で、常に異なる景観を生んでいます。
藤江さんは、受賞の際に「今まで、賞に恵まれていなかったので凄く嬉しいです。」と、台上で思わず男泣きをしてしまい会場に感動を与え、イチハラヒロコさんも思わずもらい泣きしてしまったそうです。
















































会場は、笑いと感動に包まれ無事にイベントの幕を開ける事が出来ました。10月23日からは、ライトアップの作品も加わりさらに楽しさが広がりますので、皆さん是非、1度ならず、2度、3度と六甲山へ芸術散歩をしに来て下さい。

総合ディレクター/共同キュレーター
坂本浩章

cafe RECIPE 「HAPPY RAVIORI」

ガラスの中の 夢舞台
アーカイプを紡ぎだす、cafe RECIPE

ときめきのちからを持った 食べられる植物たち。
それらから そうぞうし、
イタリアから届いたレシピ「HAPPY RAVIOR」

いくつものハーブたちを
調理していくあいたじゅう
まわりにまだ植わってるハーブたちが見守ってる。
ガラス室に漂う 植物たちのそれぞれの物語をかんじながら
味以外のものが ラビオリに吹き込まれてた。

空の隙間から おだやかに差し込む日射しに照らされて
繊細な目をこらしても、目をつむっても
浮かび上がるような
色たちを発見しながら、

ぺかぺかと光る できあがったばかりの
「HAPPY RAVIORI」を食べましょう。

あなただけの、ごくりっがアーカイプされるとき。

「ARCHIVE」協力 : 絵描き 植田志保


































「HAPPY RAVIORI」
2010年9月18日(土)
イタリアを拠点に“食”をテーマにプロジェクトを行い、
注目を集めるデザイン集団「Arabeschi di Latte」。
彼女たちのレシピを元に、植物で溢れるガラス室の中で手作りパスタを作りました。

オリジナルハーブティーを作ろう!
プラントハンターの集めたたくさんのハーブで溢れるガラス室。
植物を観察しながら、自分の好きなハーブをその場で摘んでハーブティーを作ります。
たくさんのハーブを使って、自分だけのオリジナルレシピを完成させて下さい!



六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」開幕!!

※この記事は9月18日に作成されました。

六甲ミーツ・アート『芸術散歩2010』開幕!今日は晴れ晴れとした本当に良いお天気でした。
待ちに待った展覧会は招待作家の『磯崎道佳さん』の作品『マキオ散歩—パラシュートとマキオ』のパフォーマンスで開幕しました。オープニングセレモニーの会場は『自然体感展望台 六甲枝垂れ』。偶然にも公募部門のグランプリ作品が展示されている場所での開幕となりました。
















セレモニーでは、地元の学生さん『神戸夙川学院大学の吹奏楽部のみなさんが場を盛り上げてくれました。ありがとうございました!































これから約2ヶ月間、開催するなかでは、作家によるワークショップなども色々あり、とても楽しみです。早速、今日は招待作家の一人、遠藤幹子さんのワークショップがありました。
遠藤さんは今回の展覧会で『ヤギ・ハウス プロジェクト ~もしも建築やアートで命が救えたら?~』という作品を出展している作家さんです。
そして、このワークショップは新聞紙でヤギさんをつくるという内容で、参加料の中から500円をアフリカのザンビアに寄付するというものです。
ただお金を寄付するのではなく、ザンビアでHIVと闘うお母さんが生活の糧を得るために、寄付金でヤギの雄と雌を1頭ずつプレゼントします。(ヤギをつがいで飼うことで、闘病しながらでも何とか生活が出来るだけの資金が得られるそうです。)
そんな活動に賛同してくれたみなさんと一緒にいよいよ、新聞紙を使ってヤギさん作りを開始!
皆さん、それぞれ個性があって、かわいい「ヤギさん」が完成しました。
とても楽しそうに参加されていましたよ。








































































ワークショップに参加した人も、そしてこの参加料でヤギをプレゼントされた人もみんなHappyな気持ちになれるステキなワークショップでした。

遠藤さんの活動、『ヤギさんワークショップ』について詳しくはこちらもご覧ください!

今後も楽しいワークショップを開催しますので、ぜひチェックして遊びに来てくださいね。
ワークショップ情報はこちら

阪神総合レジャー株式会社 広報
小林智美

2010年9月25日土曜日

公募部門 グランプリ決定!!

いよいよ、開幕した六甲ミーツ・アート『芸術散歩2010』。
作品も完成し、今日はプレスプレビューと関係者の内覧会がありました。
たくさんのプレスの方にお越しいただき、取材をしていただきました。
















そして、今日は公募部門のグランプリを決める審査もありました。
(書類審査で選ばれた公募作品の完成後に実際の作品を見て再審査し、グランプリを決めました。)
公募作家のみなさんはドキドキしながら審査の時を待っていたのではないでしょうか?!
















そして、夕方には関係者のレセプションパーティーが開かれ、その中で公募作品のグランプリ『芸術散歩2010公募対象』の発表がありました。
見事グランプリに輝いたのは7月にオープンした自然体感展望台 六甲枝垂れの周囲に展示された『藤江竜太郎さんの作品『Red or White』です。
六甲山の風を視覚で感じることが出来る作品で、景観にも溶け込んだとてもステキな作品です。
















受賞者の藤江さんには副賞として『賞金100万円』も贈呈されました。
藤江さん、本当におめでとうございました!!
















このたびの展覧会は屋外中心、しかも天候が変わりやすい山の上での展示ということで、普段は想定しないアクシデントが色々とおこったり、太陽がてりつける暑い中、雨の中での作業、また池の中に入っての長時間の作業など、作家の皆さん本当にお疲れ様でした。






























たくさんの人にアート作品を通して六甲山の楽しさを感じてもらえたらいいなと思います。

阪神総合レジャー株式会社 広報 小林智美

※このテキストは9月17日に作成されました。

2010年9月12日日曜日

搬入ラッシュ

会期も近づいてきたので、色々な作家さんの作品が搬入されています。今日は、入江さん、藤本さん、マスダさんの作品がやってきました。
いよいよ、来週始まるという実感が徐々にわいてきました。わくわく、どきどきしてきました!
この一週間でオルゴールミュージアムの雰囲気が一気に変わりそうです。

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
学芸員 内藤紫都















2010年9月11日土曜日

展示作業の最終日

9月5日、今日で展示は終えるつもりだ。「芸術散歩2010」出品作家の展示作業はこれからがピークだが、次の週末から稲刈りを控えているため、私はしばらく来れそうもない。午前中、まだ体力があるうちに、「Seed Cards」を吊す作業に入った。ガラス室入口付近までカードで埋めたら、くどい展示になる恐れもあったが、結果的に
はまずますと判断している。












































「六甲山ハウス」は、ウイークデーはガラス越しに観覧していただき、土日と祝日のみお客様をお入れする予定でいる。ハウスのお世話係「六甲山ハウス・コンシェルジュ」をお願いする宮崎真由美さんが、大阪から来てくださった。宮崎さん、一昨日は「瀬戸内国際芸術祭」(男木島)、昨日は「あいちトリエンナーレ」(2回目)を回って来たとのこと。かなりの強行軍だが疲れも見せず、涼しげに佇んでいる。宝塚の男役だったと言われたら信じてしまうような、長身の美人を目当てに通うファンが続出するかもしれない。




















ひと通り作品を説明した後、「Seedy Sweater」の制作に入った。俗に「ひっつき虫」とも呼ばれるオナモミの実を着古したセーターに付着させるデザイン、実の数が増すにつれてゴージャスな雰囲気になった。(チクチクして痛そうではあるが。)




















「芸術散歩2010」オープンまで残すところ12日。西日を浴びて輝く
「六甲山ハウス」に別れを告げ、家路に着いた。
太田三郎



















































































2010年9月10日金曜日

9月の六甲山

第一土曜日の9月4日、六甲ケーブルは登山客が多く、海を見下ろす車輌には座れなかった。
やむなく運転士席近くに席をとる。
前回までと違い、頂上方向を眺めながら登ると、腰掛けているのに疲れを感じるのは不思議だ。




















植物園では、ススキが穂を出し始めている。ほどなく珍しい蝶に出会った。アサギマ
ダラである。1987年発行「昆虫シリーズ切手」の絵柄にもなった美しい蝶は、ヒヨドリバナの蜜を吸っている。

















ガラス室では、白いカードたちが気持ちよさそうに揺れていた。職員の方が窓を調節して換気に努めてくださっているからである。そのことに感謝。心配していた湿気も感じなかった。今日はこまごまとした展示物を配置するとしよう。壊れた「謄写版と鉄筆」、治療中の歯科医院で貰った「口腔レントゲン写真」、「ヘクソカズラを生けた溲瓶」など、自宅に置いたら家人が嫌がるものも、別荘なら誰にも気がねがいらない。息子の単語カードは捨てるに忍びなく、大事にしまってあった。秋の夜長に一枚一枚めくるのも、悪くないだろう。客人をもてなす準備も忘れてはなるまい。













































種子をつけた兎はゼンマイを巻けばピョンピョン跳ねるから、子供が喜びそうだ。大
皿に種子を盛りつけ、タンポポコーヒーと柿の種も用意した。恵美須様と大黒様、招き猫が、きっとたくさんのお客様をお連れすることであろう。

太田三郎












































































2010年9月2日木曜日

遠藤幹子 ヤギハウス制作スタッフ大募集!















六甲ミーツ・アートにて、かわいいヤギ・ハウスを制作するボランティアさんを大募集中です!
建築やアート系の学生さん、ものを作るのが好きな方、是非是非ご参加下さい☆
参加者にはもれなく新聞紙ヤギ人形とヤギ缶バッヂをプレゼントいたします〜!

詳細は以下のリンクよりご覧下さい!

2010年9月1日水曜日

展示作業、大詰めに入る

今日8月28日は夏休み最後の土曜日、ケーブルカーにはいつもより親子連れが多いと感じられる。六甲山上は涼しい風が吹き、仕事で保養地に来れる幸せを感じて眺望をカメラにおさめた。登山客など20人ほどいたが、バス停の標識に並んでいないせいか、急に現れたバスは停車することなく走り去った。時刻表を見ると、確かに定刻である。植物園からの帰り、バス停のわずか手前で運転手に手を振ったのに、目の前を素通りさ
れたことがある。後続の車はなかったから、ここのバスは乗客の都合よりも定時に走ることが大事なのだろう。
午前中から「SeedCards」の展示作業に入る。吊すカードが増えるにつれて、ガラス室は様変わりしてきた。
合間を見て、カビ対策をする。家具は雑巾がけし、カビが生えたコケシは、引出しにしまった。「あなたは、あなたでいいのだ。」赤塚不二夫のメッセージ入り額縁も黒く汚れてしまった。まるでカビを受け入れているかのように思える。ガラス室には来客が多い。チョウやトンボなどがしばらく滞在したあと、何処へともなく去って行く。主が居なくても、ここなら寂しくないだろうと、洗面器に金魚を放った。(金魚はプラスチック製、砂部分が切手状になった作品)
ガラス室の1/3はカードで埋められた。残りの空間にも吊すべきかどうか、今後の課題である。

太田三郎