2010年7月29日木曜日

作品制作再開

北川さんの作品制作、第二期が26日から始まりました。
メンバーも新メンバーになり、人数も増えました。六甲山で合宿生活をしながらの作品制作です。自然と結束力が高まりそうです。
タイヤも徐々に積みあがってきて、全体像がより分かるようになってきました。猛暑の中、メンバー一丸となって作業しています。

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
学芸員 内藤紫都

2010年7月23日金曜日

自然体感展望台「六甲枝垂れ」

7月13日に、六甲ガーデンテラスにオープンした自然体感展望台「六甲枝垂れ」。
その造形的な姿も見所ですが、その中から体感する六甲山の様々な自然の要素に心を揺さぶられます。

訪れたこの日は快晴。強い日差しと微かに吹く風を思う存分味わいました。訪れた日、訪れた時刻の状況はその時だけのもの。雨の日、霧の日、柔らかな日差しの日、月の見える夜。何度でも訪れて、毎日少しずつ変化していく、その瞬間の六甲山を味わいたいと思います。

自然体感展望台「六甲枝垂れ」では、年間を通して、六甲山の自然循環の仕組みを体感することが出来ます。
入場の際にお渡しするガイドブックには、その仕組み、味わえるポイントが詳しく掲載されていますので、ご来場の際にはぜひお読みください!


こちらの自然体感展望台「六甲枝垂れ」には、六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」会期中(9/18〜11/23)、周遊チケットを提示していただいてもご入場いただけます。

六甲ミーツ・アート 事務局
佐藤 文




















































2010年7月19日月曜日

お疲れ様でした!

7月12日から一週間、北川さんの作品制作を手伝ってくれたボランティアの三人です。今日で作品制作第一期は、終了。作業終了後、北川さんと一緒に作品に腰掛けて、記念写真を撮りました。ボケとツッコミなどの役割分担もバッチリで、チームワークのいい3人組でした。北川さんもその中に入って(入れてもらって?)、とても楽しく作業をされていました。
彼らの頑張りなしでは、この作品は成り立たなかったかもしれません。本当にお疲れ様でした!

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
学芸員 内藤紫都




2010年7月17日土曜日

格闘中

北川さんの作品は、大まかに盛った土に、タイヤを置いていく作業が始まりました。
ぬかるんだ地面と飛び交う虫たちと、闘いながら作業を進めています。今日から新メ
ンバーも加わりました。
何となく完成の形も、具体的に見えてきた感じがします。

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
学芸員 内藤紫都

2010年7月14日水曜日

rokkomeetsart.comがリニューアルしました!

六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」webサイトの制作を担当させて頂いております、gmprojectsの石黒宇宙と申します。

5月中旬に仮サイトがオープンし、7月10日についにサイトがリニューアルされ本番サイトが公開されました。
ワークショップや公演会の情報もどんどん決まっていきますので、随時こちらのwebサイトでお知らせしていきます。

六甲ミーツ・アート「芸術散歩2010」は今年が第一回目です。
多くの人に芸術散歩2010って何なのか、六甲山でどんな楽しそうな出来事が起こっているのか。
webサイトもできるだけシンプルにして、その様子が六甲山に初めて来る人や、アートの展覧会に今まで来る機会が無かった方々にもわかるように写真や動画を大きく表示するようにしています。

これから六甲山でどんな楽しい、新しい出来事が起こるのか。
まだまだ分りません。
でもきっと、予想もしない出来事がどんどん起こるはず。

会場からの動画配信もやります!
ワークショップの情報や写
真もどんどん追加更新されます、お楽しみに!

そして是非とも六甲山へ遊びに来てください!!

gmprojects
石黒宇宙


タイヤの山?!

オルゴールミュージアムの駐車場に突如タイヤの山が出現しました。北川さんの作
品で使うタイヤ500本!が、搬入されたためです。これが、どのように作品になるの
でしょうか?ますます、期待が膨らみます!

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
学芸員 内藤紫都

2010年7月11日日曜日

北川貴好さんの 作品制作が始まりました

7月10日、オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲の中庭では、北川貴好さんの
作品制作が始まりました。今日は、初日ということで作品設置の場所や最終的な形状
を決めるための測量を行います。写真は、測量の準備をしている北川さんの様子で
す。
今は何もないこの場所が、展覧会にどんな光景を見せるようになるのか、とてもワク
ワクします!

オルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲
学芸員 内藤紫都

2010年7月6日火曜日

作品制作が始まりました

早くも7月になってしまいましたね。
運営スタッフ一同、開催に向けて頑張っております。
そんな中、7月2日に太田三郎さんのプロジェクトが始まりました。

太田さんのプロジェクトは、高山植物園のガラス室内で行われます。
開催までに現場に何度か滞在をして、植物を育てたり作品制作を行う予定です。
今回は、その為の会場作りが始まりました。

写真と太田さんご本人のコメントで当日の模様をご紹介します。
今後は太田さんや他のアーティストの方々のプロジェクトを通して、現場の進行状況などをお知らせしていきたいと思います。
                             
総合ディレクター/共同キュレーター 坂本 浩章



「ガラス室の掃除」

7月2日午前、神戸夙川学院大学に在籍する女子大生とともにガラス室の掃除を開始した。
美人の中川さんは4年、可愛い小山さんは3年、二人は友人同士で、ともに掃除が大好きだという。高山植物園のスタッフによれば、ガラス室の掃除は実に2年ぶりだとか。

埃と樹液で汚れた屋根には、ナメクジが這ったような痕跡があちらこちらに残されて、なんとも侘びしい風情だ
ったが、水道のホースから高圧で放水し、ブラシを当てると、見違えるように綺麗になった。ガラスとガラスの合わせ目に入り込んだ苔は、屋根の内と外からビニール紐を通して擦り取るという徹底ぶり。
若い二人の働きに感嘆しながら、私は低所の作業に励んだ。排水溝に詰まった落葉を取り除いて蓋をかぶせると、ガラス室はいよいよ存在感を増してきた。4時半には掃除とかたづけを終え、三人で園内を散策しながらバス停に向かう。梅雨が明けたら、次は家財道具の搬送作業が待っている。六甲山で暮らす日がだんだん近づいてくる。

太田三郎