そのレセプションの様子をお届けします。
公募大賞はまだ決定してませんが、大賞作家を見立ててコメント入りで、レセプションに向けての進行確認中です。
事前打ち合わせでも発表の効果音はどれにするのか?
会場内の雰囲気作りの音は?
など、詳細調整は多数あり、最後のリハーサルです。
本番での大賞発表時のアーティストの所在確認などぬかりなく・・・
いよいよ本番開始。
主催者代表挨拶、各キュレーター挨拶を終えて、まずは招待アーティストの紹介です。
引き続き公募アーティストの紹介です。
そしていよいよ「公募大賞」の各賞の発表が始まります。
審査員以外だれが入賞するのかわからないままドキドキの瞬間です。
まずは奨励賞の発表です。
畑 友洋 萬田 隆さん 「森の陰影」
植物園作品で紅葉の季節に色彩に目を奪われてしまう。視覚以外の感覚(音、匂い、風など)で美しい季節を感じる事の出来る作品です。
続いて準グランプリの発表です。
スサイタカコさん 「ムプ ゥフ ムハハ」
六甲ケーブルに乗車すると、車内には六甲山の自然の中で感じたイキモノの形をした作品達が・・・。山に登る高揚と車内で揺れるイキモノ達、より一層のドキドキ感を与えてくれる作品です。
そしてグランプリの発表です。
山本聖子さん 「ただ、 山である。」
六甲山に生息する植物の断面や表面を顕微鏡写真を拡大したビニールシートを透して観る、「内と外」は六甲の自然を新たな視野でとらえた作品です。
クーパービジョン賞は、
入山きららさん 「蟹、山に登る。」
六甲の自然に溶け込み、生命を吹き込まれ、群れをなし、今にも山を力強く前進しそうな様子が描写されています。
これにて各賞の発表は終了。
というところですが今回はサプライズとして、箱根彫刻の森美術館より彫刻の森美術館賞がありました。
山本麻世さん 「ぬえのしっぽ」
妖怪や物の怪の類いである伝説の生物「ぬえ」が六甲枝垂れにまとわりつく、日暮れ過ぎると照明に照らされると赤く不気味に存在感を放ち別の顔をみせる。
以上が公募作家の大賞でした。
各アーティストの作品完成までの悪戦苦闘は、また後日に。
その後は歓談の席。
六甲枝垂れをモチーフにしたスイーツも登場し、レセプションは終了。
そして翌日、六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011の開幕を迎えます。
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2011 事務局
0 件のコメント:
コメントを投稿