2010年9月1日水曜日

展示作業、大詰めに入る

今日8月28日は夏休み最後の土曜日、ケーブルカーにはいつもより親子連れが多いと感じられる。六甲山上は涼しい風が吹き、仕事で保養地に来れる幸せを感じて眺望をカメラにおさめた。登山客など20人ほどいたが、バス停の標識に並んでいないせいか、急に現れたバスは停車することなく走り去った。時刻表を見ると、確かに定刻である。植物園からの帰り、バス停のわずか手前で運転手に手を振ったのに、目の前を素通りさ
れたことがある。後続の車はなかったから、ここのバスは乗客の都合よりも定時に走ることが大事なのだろう。
午前中から「SeedCards」の展示作業に入る。吊すカードが増えるにつれて、ガラス室は様変わりしてきた。
合間を見て、カビ対策をする。家具は雑巾がけし、カビが生えたコケシは、引出しにしまった。「あなたは、あなたでいいのだ。」赤塚不二夫のメッセージ入り額縁も黒く汚れてしまった。まるでカビを受け入れているかのように思える。ガラス室には来客が多い。チョウやトンボなどがしばらく滞在したあと、何処へともなく去って行く。主が居なくても、ここなら寂しくないだろうと、洗面器に金魚を放った。(金魚はプラスチック製、砂部分が切手状になった作品)
ガラス室の1/3はカードで埋められた。残りの空間にも吊すべきかどうか、今後の課題である。

太田三郎











































































































































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