2010年10月31日日曜日

第2回目のワークショップ

10月17日午前10時20分、六甲ケーブル乗場に異変が生じていた。これまで見たことがないほどの人、ひと、ヒト…。登山客はわずかである。改札近くには「太田三郎ワークショップ本日開催」の貼紙が。この行列は紙漉きワークショップの参加希望者のだろうか?それにしては、誰も貼紙を見ていないが。というか、人が多過ぎて見えないのであった。
今回は、クノールカップスープの外箱を粗めに粉砕していただいた。印刷された文字や色片を残したほうが、お洒落な葉書に仕上がるだろうという判断である。そしてそれは正解だった。花びらや葉っぱを漉込む者もおらず、淡々と作業が進む。天気に恵まれ、植物園の来場者が多かったこともあって、募集定員20名に対して38名の参加を得ることができた。準備にあたったスタッフも満足げな様子である。

ほどなく夕暮れとなった。六甲山ハウスコンシェルジュの真由美さんと私は、駅で見かけた「のびアニキ」を誘って、新梅田食堂街の「たこ梅」へと向かった。この季節、冷えた体を温めるのには、おでんと熱燗が一番である。

太田三郎


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